資料NO. :  24
資料名  : 千葉県連絡会通信 2003年8月号
制作者  : 県連絡会事務局
制作日  : 2003/8/1

2003年8月1日発行「百万人署名運動全国通信」第69号 付録

とめよう戦争への道!百万人署名運動
千葉県連絡会通信
                      2003年8月号より発行責任 県連絡会事務局

自衛隊のイラク派兵をゆるすな!!
イラク派遣法反対「緊急署名」2,496筆集まる!
 米軍司令官が、イラク国内は依然《戦争》状態にあると認め、米英政府の開戦のための情報操作も明らかになるなかで、政府・与党はなりふりかまわず強行突破の姿勢です。民主党も反対に回りましたが、問題は出ていく自衛隊員の危険性ではありません。自衛隊にイラク民衆に銃口を向けさせてはなりません。
 この1ヶ月、職場で街頭で集めていただいた署名が2496筆になりました。ご苦労様でした。たとえ国会で法律が成立したとしても、秋には私たちの力で自衛隊をイラクに行かせない行動に打って出ましょう。

「8・6ヒロシマ大行動」に参加しましょう

−被爆58周年−再び戦争をくり返すな 8・6ヒロシマ大行動
   集会(広島県立総合体育館小アリーナ) 12:00〜15:00
   市内デモ(平和公園解散)       15:00〜17:00

憲法第9条には目もくれぬ自衛隊の戦争派遣が画策され、朝鮮半島の危機もたかまっています。広島では、すさまじい処分攻撃にも屈さずたたかう広島県教組に銃撃テロが襲いました。若手国会議員のなかに、自衛隊から「自衛」=専守防衛の枠をはずせと叫ぶ連中がいるそうです。日増しに「いつか来た道」への動きが強まっています。
 このなかで、今年も「ヒロシマ大行動」が展開されます。今やこのイベントは、「ブッシュの戦争」に対する全世界の反戦ウェーブ、有事法制と対決する陸海空港湾20労組など国内の勢力とも固く連帯し、アジア・世界に日本の「反戦・反核」を発信する「大行動」になっています。例年にも増して大成功を勝ち取ることが必要です。参加者を募ります。希望者は県事務局までご一報ください。不況下で家計もきびしいなかですが、賛同・派遣カンパ(1口千円)もよろしくおねがいします。
(先月同封した振込「00170-2-78549百万人署名運動千葉県連絡会」で)

《活動報告》
(1) 合同街宣に自警団!
 先月の合同街宣は20日(日)、○○まつりの中で行いました。ものすごい人出で、連絡会のメンバーの出店(6人が参加されたとのこと)があるとのことでしたが、探せませんでした。合流した他の連絡会4人でイラク派遣法反対緊急署名をよびかけ、2時間ほどで96筆をあつめました。途中でIさんが祭りの実行委員から「やめてもらいたい」と迫られました。これは「自警団」の始まり、後へは引けないと、「天下の公道でしょう、表現の自由を侵害するんですか」と食い下がり、街宣の権利は確保しました。しかし他の3人はそんなことがあったともわからないほどの雑踏でした。

(2) 動労千葉「戦争協力拒否宣言」(別紙)
 賛同団体の動労千葉は、有事3法の成立を受け、第49回定期委員会で、「鉄道を戦争のために使わせるわけにはいかない。… われわれは二度と過ちはくり返さない」と、戦争拒否宣言を採択しました。私たちもそれぞれの場で「協力拒否」を貫きましょう。

(3) 先月お送りした「イラク派兵法反対緊急署名」は、動労千葉の546筆をはじめ、9つの賛同・協力団体から計700筆、また30人の個人から547筆が寄せられました。なかでも東葛のOさんは190筆も集めて送ってくださいました。カンパも1万400円届いています。どうもありがとうございました。

《県連絡会のスタッフを募ります!》

 県連絡会事務局では、毎月の「通信」を皆さんにお届けするのに、さまざまな仕事があります。印刷、切手やラベル貼り、封入、ゴム印押し、買い出し(車があれば)など、けっこう人手が要ります。一緒に手伝ってくださる方があれば、嬉しいのですが…。
 それから、ちば・いちはら連絡会のホームページを開いていますが、県連絡会のホームページにしたいと願っています。どなたかいっしょに運営に参加されませんか。


 24日、民主党など野党は、川口、石破、福田ら国務大臣の問責決議案を提出して採決持ち込みに抵抗しており、今日25日は内閣不信任案も出すとのことですが、与党3党は単独採決も辞さずの構えで、期限切れ前の攻防がつづいているところです。「朝日」の世論調査では55%がこの特措法に反対だそうです。小沢党首に言わしめても、アメリカに追随するだけの「非道理」な悪法なのですから、国民の反対の声は、やっぱり「弱い」と感じます。
 ごう慢不遜な小泉首相や、おそまつな人権感覚や歴史意識で固まった幹部の自民党、そして中道・平和主義が売り物だったはずの公明党が、明白な憲法違反の「派兵」法を成立させようとしていることに、もっともっと怒るべきでしょう。そして(あるニュースショーのコメンテーターの受け売りですが)太田、森、鴻池ら一連の「問題発言」が、学校、戦後教育を標的とし、教育勅語的「道徳」を振り回している点に、充分な警戒が必要でしょう。

掲載:2003/07/29